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■ 遺跡関連の本Ⅰ



題名 東南アジア史
著者 石井米雄、桜井由躬雄
出版社 山川出版社
発行日 1999.12.20
定価 3885円
★本書が対象とする東南アジア大陸部には、現在、ミャンマー連邦、タイ王国、ラオス人民民主共和国、カンボジア王国、ベトナム社会主義共和国という五つの国民国家が存在している。これらの国々の個別の歴史を、近代国家の国境をこえた東南アジアという、より広い文脈のなかに位置づけながら、大陸部全体が歩んできた歴史の道筋を、整合的に語るのが本書の目的である。
★分厚い本です。「ふうみん」はタイ、カンボジア、ラオスとクメール遺跡関連しか読んでませが、古代から近代まで歴史の百科事典です。

題名 入門東南アジア研究
著者 上智大学アジア文化研究所
出版社 めこん
発行日 1995.06.01
定価 2575円

東南アジアを総合的にとらえるための入門書です。自然、歴史、民族、宗教、社会、文化、政治、経済、開発、日本との関係など、各界の専門家25名が執筆。東南アジアへアプローチするための最良の手引きです。
「第4章、建築技術の東南アジア史」が、とても参考になりました。


題名 アジア・美の様式(下)
著者 オフィス・ド・リーブル
J・ボワスリエ
監修 石澤良昭
出版社 連合出版
発行日 1997.09.10
定価 2625円
アジア15カ国・地域の芸術造形活動を5000年にわたって通覧する。いつの時代どの地域のものか?正確な名称は?英語・仏語標記は?
時空を超えた美の総合カタログ。図版2200枚。

★美術用語解説と英語・フランス語表記の索引はとても便利です。

題名 ギメ東洋美術館
著者 秋山光和
出版社 講談社
発行日 1968.03.25
定価 2400円
★講談社が出版した世界の美術館シリーズの24巻の14巻目。
大判(37×28センチ)のページ1面毎に写真が掲載されている。
★クメール美術品は15点紹介され、詳しい解説が載っている。この解説から、「ジャヤヴァルマン7世像の謎」と言う一文を書いた。本の表紙の般若波羅蜜多菩薩像(ジャヤヴァルマン7世最初の妻?)は特筆すべき美しさだ。

題名 アジャンタとエローラ
著者 文・立川武蔵
写真・大村次郷
出版社 集英社
発行日 2000.06.26
定価 1995円
アジャンタには、インド美術史の白眉といわれる壁画の数々がブッダの物語を展開する。エローラのヒンドゥー教窟では、シヴァ神やヴィシュヌ神が、生き生きと踊り、戦う姿が掘られている。虎狩りの士官が密林に発見したアジャンタの壁画、灼熱の岩盤を掘り抜いたエローラの巨大な彫刻建築に、インド美術の精髄を見る。豊穣アジアの旅。
エローラのヒンドゥー教窟の彫刻は素晴らしい。ヒンドゥー美術の参考になります。

題名 龍と蛇<ナーガ>
著者 文・那谷敏郎
写真・大村次郷
出版社 集英社
発行日 2000.10.25
定価 1995円
★インドでは蛇は仏法を守り、豊饒を司る水の神に、一方中国では、角を生やし翼を得て龍となり、皇帝の権力の象徴になった。様々な国での蛇や龍に託された意味。ヨーロッパのドラゴンとの比較。蛇はその生命力、再生力が人々の畏敬の念をあつめ、信仰の対象となった。インドでは仏法を守り、豊穣を司る水の神に、中国では角を生やし翼を得て龍となり、皇帝の権力の象徴になった。龍や蛇、またヨーロッパのドラゴンに託された意味を探る。
★アジアの視点でナーガを捉える事ができます。

題名 チャンパ遺跡
著者 重枝豊、チャン・キィ・フォン
出版社 連合出版
発行日 1997.09.10
定価 2625円
★ベトナム中部海岸平野を中心に栄えた王国があった(紀元2-15世紀)。アラブ諸国、中国、インド、そして日本などとの中継貿易で富を成し独自の美の様式を築いたその国の名は、チャンパ王国。
★序章 チャンパ王国の遺跡/第1章 チャム文明と建築/第2章 チャンパ建築の伽藍と建築技術/第3章 チャンパの遺跡をめぐる(ミソン遺跡群/クァンナム遺跡群/ビンディン遺跡群/ポー・ナガル遺跡群/ポー・ハイ遺跡群/衰亡期の遺跡群)

題名 チャム彫刻
著者 ベトナム社会科学院編
出版社 連合出版
発行日 1988.12.10
定価 4800円
世界で初めてのチャム造形芸術の集大成をここにお届け申しあげます。これはベトナム歴史学界の尽力により刊行されました。チャム民族が1000年あまりにわたに着々と創り出し積みあげてきた民族芸術の総覧がこの写真集となったわけです。チャンパ美術館は、その名の通りチャム民族の造形芸術を一堂に展示している世界で唯一の殿堂であり、なかなか圧観であります。本書はそのチャンパ美術館の傑作やチャム芸術の粋を誌上に収載し、読者諸賢にご高覧いただこうという意図のもとに出版されました。ここに収録した219点の写真から、チャム美術の醍醐味を賞味していただくたく存じます。

題名 東南アジア
著者 桜井由躬雄、 石澤良昭、 桐山昇
出版社 朝日新聞社
発行日 1993.02.20
定価 1600円
★某ブログより抜粋
…巨視的な流れを常に意識して叙述されているので、200ページ程の本文にしては極めて効用が大きい。巻末にかなり詳しい文献案内が載っているのも非常な好印象。
コメントこそ付されていないが、難易度によってA・B・Cのランク付けがなされている。これだけでも、ただ書名がズラッと並べられているリストより、はるかに有益である。

題名 南アジア
著者 辛島昇
出版社 朝日新聞社
発行日 1992.04.20
定価 1500円
★某ブログより抜粋
…巨視的な流れを常に意識して叙述されているので、200ページ程の本文にしては極めて効用が大きい。巻末にかなり詳しい文献案内が載っているのも非常な好印象。
コメントこそ付されていないが、難易度によってA・B・Cのランク付けがなされている。これだけでも、ただ書名がズラッと並べられているリストより、はるかに有益である。

題名 インド建築案内
著者 神谷武夫
出版社 TOTO出版
発行日 2003.07.07
定価 2718円+税
★インドの278の都市・村における612の建物をカラー写真入りで紹介したガイド。インドを北・東・西・中・南の地域に大別し、さらに州で分類して都市ごとに収録。建物名・建設年代・設計者名・建築様式の分類を記し、解説・地図を付す。巻末に五十音順の建築家索引・地名建物索引・一般用語索引・インド建築史年表がある。―今、インドの建築が面白い。
古代から現代に至るまで、華麗なインド建築を訪ねる旅。インドを北から南へ歩き、612の建築をカラー写真で紹介。都市地図、交通・宿泊情報も加えたガイドブック。

題名 インド美術史
著者 宮治 昭
出版社 吉川弘文館
発行日 1988.07.01
定価 4200円
★仏教美術とヒンドゥー美術を中心にイスラム美術まで、インド美術の変遷を克明に辿る。歴史的概括にとどまらず、インド美術の特質を視点に捉え、豊富な図版を用いてわかりやすく解説。
★目次
1 インド美術の先駆
2 古代初期の仏教美術
3 仏教美術の革新
4 仏教美術の完成と衰退
5 ヒンドゥー教美術の隆盛
6 イスラム時代のインド美術

題名 季刊 文化遺産
インドの建築伝統
著者 監修・小西正捷
写真・並河萬里、大村次郷他
出版社 島根県並河萬里写真財団
発行日 2004.10.20
定価 1500円
★広大な地域を含み、5000年にもわたる歴史をもつ「インド世界」はまさに極端から極端にいたる多様性のるつぼであり、それを無視してはインドは語れない。しかし、一方ではその多様性の源泉として、「インド的性格」または「インドらしさ」ともいえるであろうインドの伝統が脈々として存在する。  本号では、「場」や「空間」を含めた広い意味で建築を捉え、そこに凝縮されたインド世界の多様で統一的なありかたをみる。

題名 悠久のインド
著者 山崎利男
出版社 講談社
発行日 1998.05.25
定価 2136円
★神秘の国インド、宗教の国インド。諸王国と宗教の興亡を織りまぜて3000年の歴史の実像に光をあてる。
★<ビジュアル版>世界の歴史の第四巻として発行された。ビジュアル版をうたうだけの事はある、写真やイラストが多く見やすい。

題名 東南アジア世界の形成
著者 石井米雄、桜井由躬雄
出版社 講談社
発行日 1995.02.27
定価 2136円
★これはとことん専門的な一般大衆のレベルをこえた一冊。「ヌガラ」「ムアン」「プラ帝国」「制海路政国家」などの新しい概念を提出し、有史以前から19世紀までを描いたもの。
★「〈ビジュアル版〉世界の歴史」シリーズの第12巻。つまり写真や図版をたくさん載せた一般読者向けのシリーズの一冊であるのだが、歯ごたえがありすぎ、消化しきれない分量をもりこんでいる。
★日本の東南アジア史研究の、当時の最先端を反映したものの、読者を悩ます結果になった一冊。

題名 東アジアの世界帝国
著者 尾形勇
出版社 講談社
発行日 190.07.25
定価 2136円
東アジアの世界帝国
●中国の風土と文化
第一章 分裂と模索 ―三国時代
第二章 江南の胎動 ―西晋と五胡
第三章 華北の新風 ―北朝史の展開
第四章 統一への道 ―南北朝と東アジア
第五章 昇りつめた古代帝国 ―隋から唐へ
第六章 爛熟の季節 ―唐代    

題名 未来への遺産
失われた時への旅
著者 NHK取材班
出版社 日本放送出版協会
発行日 1974.10.01
定価 950円
★1974年3月から75年10月までNHK放送開始50周年記念番組として放送された大型番組『未来への遺産』。
★「文明はなぜ栄え、なぜ滅びたか」をテーマに制作され、現在では取材不可能な地域を含む、44か国、150か所の文化遺産を徹底取材。

題名 未来への遺産
刻まれた情念
著者 NHK取材班
出版社 日本放送出版協会
発行日 1975.03.25
定価 950円
★1974年3月から75年10月までNHK放送開始50周年記念番組として放送された大型番組『未来への遺産』。
★「文明はなぜ栄え、なぜ滅びたか」をテーマに制作され、現在では取材不可能な地域を含む、44か国、150か所の文化遺産を徹底取材。

題名 未来への遺産
壮大な交流
著者 NHK取材班
出版社 日本放送出版協会
発行日 1975.08.01
定価 950円
★1974年3月から75年10月までNHK放送開始50周年記念番組として放送された大型番組『未来への遺産』。
★「文明はなぜ栄え、なぜ滅びたか」をテーマに制作され、現在では取材不可能な地域を含む、44か国、150か所の文化遺産を徹底取材。



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