クメール建築と経蔵 INDEX HOME



■ クメール建築について


■クメール建築について

クメール遺跡の本やサイトを見ていて、クメール遺跡の建築名称が不統一なのが前から気になっていた。

「神殿」、「祠堂」、「経蔵」、「拝殿」、「回廊」、「塔門」、「楼門」、「周壁」などの建築名称は、日本語訳に際し日本語の語彙の中から似たものを充てたものだと言う。これは日本だけの問題でなく、フランスなどでもインド建築の名称をクメール建築に借用していると言う。

そのため、クメール建築を呼称する際の俗称に近く、それぞれの研究者によって表記方法がまちまちであり、建物を解釈する際に間違える事もある。

日本語表記の体系化についてはまだ始まったばかりだと言うが、とりあえず参考までにクメール建築の構造の名称について、TAT(タイ国政府観光庁)の資料から作成した。



こちらは、アンコール遺跡の建築学(片桐正夫編)から、クメールの祠堂塔における建築構成要素図から




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