クメール遺跡の紹介 (ラオス) INDEX HOME
02 Nang Sida

年代:  ?
創建者: ?
宗教:  ヒンドゥー教



2007/09


ナーンシーダはワットプーの南1キロにあるが、木橋を渡るために車では行けない。トゥクトゥクを置いて遺跡までは歩いて10分ほどだ。
右にプーカオを見、のどかな田園風景の中の小道をのんびりと歩く。


鉄条網で囲まれたナーンシーダ遺跡内に入ると、リンガの境界石が建っていた。



ナーンシーダ遺跡は右に砂岩の主祠堂と左側にはレンガの崩れた建物(経蔵?)がある。また、参道やリンガの境界石やバライが残されている。


砂岩で出来た主祠堂の正面。


入口のビラスター(付柱)にレリーフがあるが判然としない


ビラスター上部の装飾は11世紀頃の様式だ。


祠堂内の拝殿には遺物が置かれていたが、特に目ぼしいものは無かった。


遺跡の崩壊はすざましい。

砂岩のブロックが崩れて落ちている。


崩れたブロックの間に偽扉があった。

凸部分に蓮の花の紋様が彫られていた。


左側のレンガ製の崩れた建物(経蔵?)はワットプー遺跡と同じく主祠堂よりも古く建てられたものではないだろうか?

その後、横に11世紀頃に砂岩の主祠堂が建てられたと思う。


主祠堂後部から、前方の拝殿を望む。


長い参道が残されている。

その先にはバライがある。


リンガの境界石等に記号が書かれていた。

近いうちに修理が行なわれるのか?



参道の横から眺めると、かなり大きな遺跡だったと思われる。
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