12 Beng Mealea |
年代 : 12世紀中葉
創建者 : ジャヤヴァルマン2世
宗教 : ヒンドゥー教 |
|
|
|
|
|
|
2007/06 |
|
|
|
![](03cambo_photo/pass3.jpg) |
![](1blakspace.gif) |
ベンメリアの入場券、5ドル。
こちらのNoは20191と、コーケーより一桁多い。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/635.jpg) |
|
ベンメリアに着いたら、ナーガの歓迎にあった。
先ほどのコーケーと様式が違うのが、一目瞭然だ。
男が何か話しかけて来るが、無視して参道を進む。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/636.jpg) |
|
思った以上の砂岩の崩落だ。
見た所、砂岩の面は綺麗に磨いてある。
多分、整然と空積みされていたのだろう。何でこんなに崩れたのか! |
|
|
|
![](03cambo_photo/637.jpg) |
|
第三回廊の角に下半身が埋もれたデヴァター像があった。
豊かな胸と長い耳たぶ、そしてクメールの微笑。思わず見とれてしまう。
|
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-01.jpg) |
|
デヴァター像は崩壊しているものが多い。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-02.jpg) |
|
崩壊した回廊。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/638.jpg) |
|
3頭象のアイラーヴァタに乗るインドラ神のまぐさ石のレリーフ。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-03.jpg) |
|
偽扉。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/639.jpg) |
|
円柱の空中回廊があった。
円柱は多分、13世紀始めのジャヤヴァルマン8世の増築と思われる。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/640.jpg) |
|
見事に積まれた空積の周壁に絡みつく木の根。
やがて、カミソリの刃をも通さない隙間に入り込み、徐々に周壁を崩していくのか? |
|
|
|
![](03cambo_photo/642.jpg) |
|
木動が整備されている。左手から入り口にいた男がガイドを申し出る。
最初柄が悪く敬遠したが、愛嬌のある日本語をしゃべる。
何かあると直ぐに「すいません!」と、顔に似合わず可愛い声で言う。
彼にガイドを頼む。さすがに的確に見所を案内してくれる。
チップとして最後に5ドル払う。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/643.jpg) |
|
崩壊した寺院の中をガイドに案内されて歩く。
ベンメリアはアンコールワットの少し前に造られた「アンコールワットの雛形」とも云われている。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-04.jpg) |
|
まさに、ジャングルの中の忘れられた遺跡だ。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/644.jpg) |
|
遺跡に絡みつくジャングルの大樹。その大樹の間から陽光が差す。神秘的、幻想的な光景だ。
こんな素晴らしい場所なので、ベンメリア遺跡は「ふうみん」は見たことが無いが、映画「天空の城ラピュタ」のモデルとも云われている。
しかし、この遺跡に来れるようになったのはつい最近だ。
1986年公開の映画のモデルのはずが無いと思っていたら、少し前まではタプロームがラピュタのモデルと言われていた。
結論として、旅行業者かガイドの上手い宣伝だろう。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/654.jpg) |
|
誰も居ないと思っていたら、1組の日本人観光客と遭遇。
驚いた事に、今朝同じホテルの隣で朝食を摂っていた女性の二人連れだった。彼女達も「天空の城ラピュタ」のモデルと言われ来たのかな?
話を聞くとバンテアイスレイから、ここに来たという。我々はコーケーからだと言うと驚いていた。
一緒にいた日本語ガイドが、私もコーケーには3回しか行っていないとの事。
やはり、コーケーは遠いんだ! |
|
|
|
![](03cambo_photo/645.jpg) |
|
回廊の中に差し込む光。
表現する言葉を失う。
|
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-05.jpg) |
|
デヴァター像。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/641.jpg) |
|
東正門前のナーガは保存状態がいい。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-06.jpg) |
|
東側から眺めた遺跡。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/646.jpg) |
|
歩いていて、地面を見たらマカラのレリーフが。
口から吐いているのはナーガだろう? |
|
|
|
![](03cambo_photo/647.jpg) |
|
アンコール都城のジャヤヴァルマン7世の建造物は、「建寺王」と云われるぐらいたくさんある。
しかし、造り過ぎたせいか砂岩が足りず質が悪いものが多い。 |
|
|
|
![](03cambo_photo/a12-07.jpg) |
|
ここベンメリアは、近くのクレーン山の良質の砂岩を使用している。
砂岩の面を良く見ると、綺麗に磨いてある。
何でこんなに崩れたのか?人為的?自然の力か? |
|
|
|
![](03cambo_photo/653.jpg) |
|
そんな事を考えながら、横を見たら変な物があった。
マカラの排水口だ。ヤッタ!と喜んで写真を撮ったが、ご覧のようにピンボケだ。すごく残念。
マカラの鼻が欠けているが、多分小さな象の鼻が付いていたと思う。 |