クメール遺跡の紹介 (カンボジア) INDEX HOME
05-03 Prasat Bei

年代:  10世紀
創建者: ヤショヴァルマン1世
宗教:  ヒンドゥー教



2007/06

ラテライトの基壇の上に、レンガの祠堂が三つ佇んでおり、中央の祠堂は完全に残っている。

プラサートバイの「バイ」はクメール語で「3」を意味する。

10世紀にヤショヴァルマン一世によって建てられたヒンドゥー教寺院で、建築様式はバケン様式だ。


中央祠堂のまぐさ石。三頭象の神像に乗るインドラ神のレリーフ。


右の祠堂のまぐさ石は彫りかけのまま放置されている。



左の祠堂のまぐさ石のレリーフはきれいに残っている。2頭の獅子が象に乗るインドラ神を支えている。


レンガ造りの側面も見事だ。

1960年代にフイリップ・グロリエにより一部修復された。


祠堂内のヨニ。
INDEX HOME