04-01 Preah Khan |
年代 : 1191年
創建者 : ジャヤヴァルマン7世
宗教 : 仏教 |
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2007/06 |
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プリアカーンの西参道。リンガを模した境界石が並ぶ。
日本の寺院の参道を彷彿とさせる。 |
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境界石に彫られたシンハ。愛嬌のある表情をしている。 |
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西塔門前のナーガと乳海攪拌。 |
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善神像。 |
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ラテライトの外壁には、ナーガを踏みつけた巨大なガルーダ像がある。 |
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まぐさ石に彫られた、軽快に踊る13人のアプサラスのレリーフ。 |
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3つの穴が開いたヨニ。 |
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リンガ。 |
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円柱で支えられた、多分、アンコール遺跡で唯一の2階建ての建物だ。
まるで、ギリシャの神殿のようだ。 |
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東塔門で引き返そうと東参道を見ると、見慣れた形の建物が見えた。
ジャヤヴァルマン7世が121ヶ所に設けた「ダルマシャーラー」と呼ばれる「宿駅」だ。
「ふうみん」はタイのタームアン遺跡で見たが、ここの宿駅はデヴァターのレリーフもあり綺麗に残されていた。感激!感激! |
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2007/10 |
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プリアカーンに来たのは、宿駅(ダルマシャーラー)をもう一度しっかりと見たかったからだ。
「ふうみん」は、先月タイのスリンにあるクメール遺跡のタームアンを見た。
同じ宿駅で、タイ国内で一番きれいに復元された宿駅だ。それと比較して見たかった。 |
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東側から眺めた宿駅。 |
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宿駅に彫られたデヴァター(女神)。
苔むした中身はどんな姿をしているのかな? |
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クメールには、アーチ(真性アーチ)の技術はなかった。クメールに有ったのは、擬似アーチの「迫り出し構造」だ。
クメールに技術を伝えたインドにも、その当時はアーチは用いられなかった。
その、「迫り出し構造」の技術的な発展の限界が、このブリアカーンの宿駅で4メートル20センチの空間を造り出す事が出来た。
その天井を、しばし見つめる。 |
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アンコールには、他にない2階建ての建物。
この建物はいったい何の目的で造られたのだろう?
調べると図書館だったと言う説もあるが、どうなのかな。 |
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2階建ての建物は柱ばかり多く内部の空間は狭い。 |
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獅子像。 |
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ビジターセンターで面白い物を見つけた。瓦に混じって鉄製のチギリがあった。
チギリとは、石材を空積みした時に石材と石材がずれないように用いられた補強材の事。
鉄製のチギリは、農民が農耕用具に使用するために遺跡から盗掘した。
アンコール遺跡の強固な石組みが崩壊する原因の一つでもあった。 |
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ビジターセンターの隅に阿修羅の頭部が置かれていた。
光線の関係か、とても物悲しそうな顔をしている。
この顔を見ていたら、アンコールでは阿修羅=悪神では無い様に思える。インドと違うカンボジアの優しさか。 |